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『声が出ない』のではなく『出させる工夫が足りない』

  • 英語
  • エッセイ
公開日:2000年11月27日
『声が出ない』のではなく『出させる工夫が足りない』



中学校2,3年生になると,英語の授業で声を出して読ませようと,いくら先生が“Louder.”と叫んでも,生徒は蚊の泣くような小さな声で,ボソボソと読む場面によく出会います。授業後その先生に聞きますと,「いくら声を出させようと,自ら大声で読んでも,あるいは大きな声を出すように注意しても,少しも変わらないのです。そのうちに,こっちも疲れてきてあきらめてしまうのです」と言います。このような授業風景は決して珍しくありません。また,他の先生は2,3年生になると,変声期には入り,特に男の生徒は声を出すのを恥ずかしがるので,声を出させるのはかわいそうだと決めつけているようです。

日本橋女学館短期大学 下村勇三郎

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