受賞論文は、「子どもはみな有能な創り手である」という生徒観のもと、MSJ(マナーズ・スピリット・ジュニア※)に所属する生徒らと共に「活動の創造」に挑んだ実践である。まずは目的意識を起点とし、あるものを「生かす」という4つの視点から活動を創り出すことを試みた。また、創造過程において、他校の教師や卒業生といった「人生の先輩」をファシリテーターとして迎え、対話におけるフィードバックをきっかけに活動を創り出すことをねらった。
生徒は起点と視点を手がかりに、新入生との対面式での歓迎コンサート、地域の方を招いての感謝の会や介護施設でのふれあい活動の創造といった、それぞれの個性を存分に生かした活動を展開し、創り出す喜びを体感できた。そして、教師や卒業生との対話での「価値づけ」や「新たな視点の提示」は、新たな活動を創り出す活力源となった。
※MSJは、「規範意識啓発推進委員会」として岐阜県内の中学校に置かれている組織。
岐阜県本巣市立真正中学校 佐伯康輔
A4判たて、9ページ