国語の教科書に生活作文の単元があるのは低学年だけとなって久しいですが、「日記」という形で、生活を書かせることを実践していらっしゃる先生方は少なくないと思います。帯タイムに書いたり、宿題として書いたりするなど、子どもたちは自分の生活に目を向け、素直に綴っています。ただ、その日記を読むのが担任の先生だけというのはもったいないと感じます。それは、一人ひとりが綴った日記を学級みんなで読み合うことで、いつのまにか子どもたちがつながっていくように思えるからです。ここでは、3年生を担任した時の実践を紹介したいと思います。
高知県公立小学校教諭 小濵みほ