「ヒト遺伝学アプリを活用した小学校授業 実践事例集」(東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 小林朋子 2024年7月)より。この授業のねらいの中心は「自分と友達は同じところ、違うところがある」ことの気付きにある。もちろん、好みが人によって違うことは、子供たちもある程度気付いていることだろう。「自分の好きなものを選ぶ活動」はそのことを可視化させたことに意義があると言える。好きなものを選んでその場所に移動するという方法は、人により好みが様々で、しかも同じ好みの集団が絶えず変化することを実感させる点で効果的であったように思う。
仙台市立西山小学校教諭 清岡佳江
A4判たて、6ページ