(実践事例1)教材を生徒にとって身近なものにするー映像資料をゲストティーチャー的に扱うー

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動画  中 道徳

公開日:2024年4月8日

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「映像を活用した道徳授業実践集」(2024年4月)より。家族相互の支えから生まれる笑顔や幸せについて、深く考える。「家族愛、家庭生活の充実」を学習する教材を扱う際には、多様化している家族構成や家庭環境への配慮が必要です。また、家族という生徒にとって身近な題材が、生徒の家族構成や家庭環境によっては実感の伴わないものとなってしまうことがあります。本実践では、認知症の祖母と「僕」とのやりとりから、「僕」の行動について考えることで、家族について多面的・多角的に考えていきます。「家族を尊敬し、愛情をもって接するべきだ。」と言うのは簡単ですが、認知症の祖母を罵ってしまう「僕」の心情に共感したり、我慢し続けた場合の「僕」の心の健康について考えたりすることで、本時の課題の難しさに直面します。

愛知県一宮市立浅井中学校 教諭 林雄一

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