教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.67 2022年9月発行より。特集:個別最適な学びと協働的な学び。英語の授業において、本格的な文字指導が始まる中学1年生では、英語の発音とローマ字の表記とで表し方が違ったり、綴りが覚えられなかったりすることなどを理由に、英語への抵抗感や苦手意識が強くなる生徒がみられる。筆者の学校ではICTを活用して音声を中心とした授業を行うことで、小学校から中学校への学習の接続をスムーズにしている。本稿では、その取り組みを個別最適な学びや協働的な学びと絡めながら紹介する。
坂口万理(兵庫県たつの市立龍野西中学校 教諭)