福井大学の入試問題(2018年2月)で、青山拓央『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』の一節が出題された。幸福論の持つ陥穽や逆説が述べられ、非常に興味深い内容である。私の前任校でも、改変され定期考査に出題されたことがある。本稿では、幸福についての三つの問い―「幸福とは何か」「いかにして幸福になるか」「なぜ幸福になるべきか」について、昨今報じられる社会事象の深層を洞察しつつ、論じてみたい。
埼玉県立越ヶ谷高等学校 滝本正史
A4判たて,5ページ
Word
docx/36.7KB
pdf/445.0KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。