私は以前、本Eネットの掲載原稿で「人間は物語無しには生きられない生き物だ」と述べたが、それは戦争という状況でも変わらない。いや、むしろ戦争という生命と国家の存亡がかかった時こそ、物語による意味づけなしに人は行動することができない。一方、現在のロシアによるウクライナ侵攻で苛烈な情報戦が続いているように、戦争における言葉のもつ力の大きさは明白である。今回は戦争と文学―言葉の力について取り上げたい。
埼玉県立越ヶ谷高等学校 滝本正史
A4判たて,5ページ
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