「教室の窓北海道版(小中学校 教育情報誌)vol.36 特集:人種・人権×SDGs」(2022年4月)より。 「人には物事を分類する習性があり、それが時として『隠れた思い込み』を生むことに気付くとともに、『人種』は社会的に創られた概念であることを理解する」ことをねらいとしています。 文房具を分類したのち、人を分類するヒエラルキーゲームを通じて、「自分たちに都合のいいように分類するための条件を決めて、社会のルールを創った」ことを実感します。さらに、国勢調査の質問用紙から国によって「人種」の分け方が異なることを知り、「人種」は一つであることを理解し、それまで当たり前と思い込んでいたことへの疑問が生まれます。
札幌市立札苗中学校 柴田峰子