【東書教育シリーズ】探究する新しい科学 個別最適な学び 実践事例集(2021年10月)より。令和3年1月26日に公表された中教審答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」において、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体化して実現することが求められることになりました。1人1台端末の普及に伴い、今回出てきた「個別最適な学び」は、これまでの「個に応じた指導」のように、指導者側の立場に立つというよりは、学習者側の学習方法や理解度までしっかりと見ようという、より踏み込んだニュアンスになっています。
國學院大学人間開発学部初等教育学科教授 寺本貴啓