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理科授業が子どもたちなりの科学観を創造する営みになるか，あるいは事実を覚え込むだけの暗記科目になるのかは，子どもたちがどれだけ事実と事実の間の因果的な関係に注意を配るかにかかっている。理科の得意な子どもは，決して理科を暗記科目と思っていない。彼らは実際にはかなり多くのことがらを暗記してはいるが，それらが有機的に関連し合っているために，暗記しているという意識が無いのである。
福岡県鞍手町立鞍手北中学校 山崎昭久
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