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ニューサポート高校「国語」vol.33(2020年春号)より。二十代から三十代にかけて,十六年間,先生と呼ばれる仕事をしていた。進学塾の講師だ。きっかけは,不純な動機だった。当時つきあっていた大学の彼女と,同じ職場で働こうと話しあい,一緒に見た求人情報誌の中で,その塾の時給が飛び抜けてよかったのだ。
小説家 久保寺健彦
B5判たて,2ページ
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