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(エッセイ)散文脳と韻文脳

  • 国語
  • エッセイ
公開日:2020年04月01日
(エッセイ)散文脳と韻文脳

ニューサポート高校「国語」vol.33(2020年春号)より。「本が苦手だ」と思って敬遠している人の中に,「言葉そのものは別に苦手ではない」と感じている人は相当の割合でいる。そうでなければ,日常生活の中にこんなに言葉が氾濫してはいない。そういう人たちに対して,「あなたが苦手なのは,本ではなくて散文なんです」と伝えたい。起承転結や因果関係に,あるいは要約や一般化に極度に偏向してしまっている散文の世界を離れ,断片化と個体化を重視する韻文の世界の扉を開くことで,救われる人は必ずいるはずなのだ。

歌人 山田航

資料ファイル

B5判たて,2ページ

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