撮影年月:1998年8月、撮影者:山川続[長崎県西彼中学校]、撮影場所:西彼杵郡大瀬戸町柳海岸。二枚貝であるタマキガイの貝殻が集まってできた、貝殻石灰岩です。貝殻石灰岩に近づいてみると、多くの貝殻が密集しているのがわかります。対岸の大島にも同じ石灰岩があることは、タマキガイの貝殻が広範囲に流され、数mもたい積した環境であったと考えられます。この中に黒色片岩のれきも含まれています。この黒色片岩は西彼杵半島に広く見られる岩石です。このことから、多くの貝がらやれきは近くから流されてきて、厚くたい積したことがわかります。
長崎県西彼中学校 山川続