撮影年月:1998年5月、撮影者:山川続[長崎県西彼中学校]、撮影場所:南松浦郡富江町井坑。只狩山から流れ出た溶岩は、玄武岩という大変流れやすい溶岩からできています。噴火のとき表面は冷やされて固まりますが、中はまだ熱く川のように溶岩が流れていました。噴火がおさまると中の溶岩は流れ出てしまい、トンネルのようになってしまいます。溶岩トンネルの中には、溶岩が熱かったときに流れた跡が残されています。それが溶岩の流痕です。 幅は広いところで8m、高さは約6m、溶岩は北から南へ向かって流れたものです。
長崎県西彼中学校 山川続