撮影年月:1999年10月、撮影者:山川続[長崎県西彼中学校]、撮影場所:大村市。山の谷間を流れる川が、急に低地に出ると水の流れが遅くなり、谷の出口を頂点として砂・れきなどのたい積物が扇形に広がってたい積し、ゆるやかな傾斜の地形をつくります。これが扇状地です。多良岳から流れている郡川は、大村市坂口を扇の頂点とした、半径約4kmの大村扇状地をつくっています。扇状地をつくる砂れき層は、中央部において約75mの厚さがあります。砂れき層に含まれるれきは、多良岳をつくっている安山岩と玄武岩です。
長崎県西彼中学校 山川続