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撮影年月：1998年7月、撮影者：山川続［長崎県西彼中学校］、撮影場所：南高来郡加津佐町津波見海岸。島原半島南部に分布する口之津層群と呼ばれる地層は、ホニュウ類動物化石を多く産することで有名です。その一部の地層がこの海岸にあり、ここから1964年に津波見セキツイ動物化石層が発見されました。日本の第四紀の歴史を知る上で、とても重要な地層です。セキツイ動物化石層は約３ｍの厚さで、泥岩中にあります。動物化石は、南東から北西の方向で、約10ｍの幅で並んでいます。当時の水流の向きにほぼ平行であることから、動物が死後、水流によって運ばれ、この一帯にたい積したことが予想できます。
長崎県西彼中学校 山川続
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