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ニューサポート高校「数学」vol.32(2019年秋号)より。「無限小」とは,その大きさがどのような実数より小さな数のことである。現代の解析学によると,もちろんそのような数は0のみに限られる。ところが,ライプニッツは,0とは異なる無限小が存在すると考えていた。無限小を認めると,正の無限小の逆数として,どのような実数よりも大きい「無限大数」も存在することになる。当然このような数(無限小,無限大数)は実数体Rではあり得ず,無限小への批判は高まる。
私立桃山学院高等学校非常勤講師 田中隆幸
B5判たて,1ページ
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