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ニューサポート高校「国語」vol.32(2019年秋号)より。情報とのつき合い方において、一人ひとりが情報を鵜呑みにせず、吟味することは重要である。しかし、それが「絶対的に『正しい情報』がどこかにあり、一人ひとりが気をつければ、見極めることができる」と理解されているなら、逆効果だ。自らの主張を「alternative facts(もう一つの事実)」と強弁するトランプ現象には辟易としているが、情報とのつき合い方を問い直すきっかけにできる。
中央大学教授 松田美佐
B5判たて,2ページ
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