本校では、50年以上の長きにわたり「姉妹校交歓会」という学習活動が行われています。この活動はかつて本校の学区に架かっていた「裁断橋」を縁として、愛知県丹羽郡大口町立大口南小学校と本校が姉妹校関係を結び、毎年交互に児童が訪問し交流を深めているものです。新学習指導要領で「社会に開かれた教育課程」の実現に向けた取り組みが求められている中で、学校と地域との連携・協働がさらに重要となってくると考えます。この姉妹校交歓会は小学校間の交流が地域間の交流に発展し、半世紀以上にわたって受け継がれている珍しい事例として紹介していきたいと思います。
愛知県 名古屋市立白鳥小学校 校長 相川保敏