(『We Can!』『Let's Try!』特集)本特集では,『We Can!』『Let's Try!』の使い方や授業の工夫,Q&Aなど,さまざまな情報をお届けします。2020年に向けて,全国で『We Can!』を使用した授業が行われています。「児童が興味をもって取り組んでいる」「順調に使用できている」といったポジティブな反応が聞こえてくる一方で,「『We Can!』は難しい」「まだあまり使っていない」といった声も聞こえてきます。『We Can!』は新学習指導要領に沿って作成されているため,『Hi, friends!』と比べて分量が多く,活動のレベルも上がっています。また,「読むこと」「書くこと」の活動が加わり,三人称や過去形などの言語材料も新たに追加されています。そのため,一見すると難しく感じられる活動もあります。これらの内容を扱う際には,新学習指導要領を踏まえて活動の狙いを理解し,適切な指導を行うことが大切です。そこで今回は,「『We Can!』が難しい」と感じたときに,あらためて確認しておきたいポイントを解説します。
東京書籍(株) 英語編集部