日本は災害の多い国です。日本全国で毎年のように災害が起こっていますが,風水害による被害は最も大きいもののひとつです。気候変動により,今後も全国各地で災害が予想されるところですが,どの地域でどの災害が起こるか,事前に予測することは難しく,日ごろからの備えが必要です。平成29年7月九州北部豪雨の被害が甚大であった福岡県朝倉市で,実際に被害を受けた学校で経験したこととそこから得られた教訓を,全国の学校における風水害への備えにぜひ生かしていただければと思います。
福岡県 朝倉市立杷木小学校 主幹教諭 秋吉孝則