日常の対話においてはいつも理路整然と話すことができるとは限らず、「まあ、その、つまり、えーっと、ほら」などと間を置いて、考えながら話すことがあります。これらがいわゆる「つなぎ言葉」です。本稿では、主に現代人気小説の対話のなかでこのつなぎ言葉が用いられている筆者の手元にある用例を通して、その語が用いられている状況を、話し手の年齢や職業にも注意を払いながら検討を加えていきたいと思います。
兵庫県立伊川谷高等学校 大西博人
A4判たて,7ページ
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