〔長崎県の植物〕セイタカアワダチソウ、撮影年月日:1990年10月10日、撮影者:篠原裕志[長崎市立三重中学校]、撮影場所:長崎市現川駅。有名な帰化植物で、明治開港後に北アメリカから移入された。現在では西日本に多く、特に北九州周辺の繁栄は有名である。写真のように鉄道の線路に沿って進入していったことから「テツドウグサ」とも呼ばれる。少しの空き地があればたちまち群落を作り、秋の開花期は壮観である。しかし花粉がアレルギーの原因となることや、一度侵入するとなかなか根絶できないことから、世間からは嫌われている。
長崎県長崎市立三重中学校 篠原裕志