〔長崎県の植物〕オオイヌノフグリ、撮影年月日:1988年3月31日、撮影者:篠原裕志[長崎市立三重中学校]、撮影場所:長崎県西彼杵郡琴海町。有名な帰化植物で、早春からきれいな青い花を開く。花期が長いと一般に言われるが、実際は夏過ぎにはほとんど見られない。長崎県では、同様の帰化植物としてこの他、タチイヌノフグリ、フラサバソウ、在来種としてイヌノフグリが見られるが、ピンクの小さな花をつけるイヌノフグリは、他県と同じくごく稀にしか見られない。またフラサバソウは、時としてオオイヌノフグリよりも多く見られる。
長崎県長崎市立三重中学校 篠原裕志