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修士論文の発表会のシーズンである。先日も20人ほどの発表を聞いた。そのとき,ふと当たり前のことに気づいた。学生たちは,大学院時代の2年間をたった15分間に要約しているのである。持ち時間のうち自分の研究したデータを話す時間はさらに短いから,実に数万分の1の時間に要約していることになる。文字数に換算すれば,本1冊を1文字に要約するほどの圧縮率である。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎
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