「教室の窓」小学校英語版「Startting Out」 第3号

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公開日:2017年4月1日

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新学習指導要領・未来予想図PartⅡ

 第2号の「イングリッシュ・キャンプ」に続き、第3号では、中央教育審議会の答申でも提言され、話題を呼ぶ新たな学びのスタイル「短時間学習」についての特集を組んでみたいと思います。
 2020年から始まる新課程の、学習指導要領の告示を目前に控えたいま、小学校高学年の新教科「外国語科」では「年70単位時間確保の壁」をいかに乗り越えるかが切実なる課題です。
 答申では、教育課程全体の枠組みの状況を考慮し、増える35単位時間分は、ICT 教材等も活用した10〜15分程度の短い時間を単位とする教科指導を実現するよう、推奨されています。
 『Hi, friends!』の活用を通して、音声や映像教材の重要性は既に知られるところではありましたが、こうした時間数への対応、資質・能力の育成に向けた教材開発への対応、指導者育成への対応までもがICT教材の役割とされる新時代の到来です。
 日本の教育大改革期に際し、「見方・考え方」を求められているのは、子どもたちだけではなく、教育に携わる大人のわたしたちも同じです。不安の中で、学び合いながら、勇気をもって未来に向かっています。
 命芽吹く春――。日本の子供たちが、「ことば」を介して世界とつながる夢が膨らみます。

東京書籍(株)小学校英語編集部

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