「教室の窓」小学校英語版「Startting Out」 第2号

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公開日:2016年10月1日

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新学習指導要領・未来予想

 日本における小学校英語の「教科化」はずっと先、まだまだ先の、遠い未来の出来事のような気がしていました。でも、中教審の動きやメディアの情報を目にする度に、いよいよ現実味を帯びてきたことが感じられ、その文言一語一語が重く受け止められる今日この頃です。
 外国語ワーキンググループのまとめの文書に記載された短時間学習や柔軟なカリキュラム設定等の例示「①45分授業との関係を明確にした一定の効果が得られる15分程度の短時間学習」「②45分+15分などの組み合わせ」「③イングリッシュ・キャンプや補習」は、2020年から始まる新学習指導要領のもとで繰り広げられる小学校の授業のかたちを鮮烈にイメージさせるものでした。この新しい学びのスタイルによって、子どもたち一人ひとりに、どんな一日が、どんな一学期が、どんな一年が訪れるようになることでしょう。
 この3つの例示の中でも、とりわけ「イングリッシュ・キャンプ」については、他教科に類を見ない斬新な学びのスタイルの提起と捉え、今回本誌第2号にて特集を組み、先生方とともに考えさせていただくテーマにいたしました。
 体験を重視し、実生活に直結する学びの重要性を謳う新学習指導要領が目指す先に、その活動の象徴として現れた「イングリッシュ・キャンプ」。取材に応じてくださいました皆様には心より感謝申し上げます。運営に携われられる方々の熱い想いや子どもたちの笑顔を、紙面を通してお届けできれば幸いです。

東京書籍(株)小学校英語編集部

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