教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.54 2018年4月発行より。特別支援学級の生徒と通常学級の生徒との「交流及び共同学習」においては,「特別支援学級を主体」として,「得意分野」で関わることを考え,「フライングディスク」を通した関わりを行っている。フライングディスクで活躍する特別支援学級の生徒の姿を見て,通常学級の生徒が彼らのことを素直に賞賛できていることが,本当の意味での「障害者理解」なのだと感じる。卒業アルバムの写真には,特別支援学級の生徒と通常学級の生徒とが手をつないで写っていた。これからも当たり前に手をつなぐこの姿を,大切にしていきたい。
東京都足立区立栗島中学校指導教諭 道面美紀