「小・中学校道徳教育のさらなる改善・充実をはかるために~児童生徒の道徳性をより育む『考え,議論する道徳』への転換を求めて~/(東研 特別課題シリーズ66)」第4章 資料(教育課程部会報告抜粋)より。平成29年3月に全面改訂された小・中学校学習指導要領における「特別の教科 道徳」 の在り方、考え方の中でも、特に「考える道徳」への質的転換を図っていく上で、その拠 りどころになるものが、平成28年8月26日に教育課程部会から報告のあった「考える道 徳への転換に向けたワーキンググループにおける審議の取りまとめ」である。今後、各校 の道徳科の研究推進において、本資料の内容を理解することはもとより、効果的な活用に より「特別の教科 道徳」のあるべき方向性について、しっかりと受け止めていくことが 重要であると考え、紙面の関係上、高等学校に関する記述は省略し、小・中学校に関する 記述を抜粋して掲載することとした。
東京教育研究所