「思考スキル」を育む実践プラン集(新学習指導要領に向けて)(2017年10月)より。 知識を本物にするためには「知りたい」もの・ことに関するキーワード について,多様な角度から捉えることが必要です。そのためには,それぞ れのキーワードが説明文の中でどのように捉えられているのか,目に見え る形にする必要があります。教材『「ゆめのロボット」を作る』は,筆者へのインタビュー記事と説 明文の二つから構成されています。したがって,筆者の考える「ゆめのロ ボット」とはどのようなものか,様々な角度から捉えるのに適していると いえるでしょう。そのためには,ここに含まれる「ロボット」「着るロボッ ト」「マッスルスーツ」「アクティブ歩行器」といったキーワードがどのよ うに結びついているのかを理解することが欠かせません。本単元は,キーワード同士の関係を目に見える形にする学習です。
東京書籍(株) 国語編集部