第6回 東書フォトコンテスト 選外

選外

  • 淡水化で藻が発生した湖山池
  • 鳥取市立中ノ郷小学校 奥村一成
  • 撮影年月日 2006年9月25日
  • 撮影場所 鳥取県 鳥取市 湖山池


東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

鳥取県消防防災航空隊ヘリコプター「とっとり」に搭乗して撮影。 湖山池は、鳥取市にある天然で池と名のつく中では日本一大きく、周囲が18kmある汽水湖。 鳥取大学が昭和40年代の初めに移転してきた頃から池周辺の宅地化による生活排水や 水田の肥料分の流入により、次第に水質が悪化し、富栄養湖となった。 加えて撮影時は、水門を閉めたため塩分濃度が下がった状態であったので、 池の南岸や西岸に緑の藻が大量に発生してのがよく分かる。 2012年に水門が開けられ塩分が流入するようになった。 その証拠に2013年 には池の中でアザラシが発見された。



東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

海風は北岸の平地を吹き抜けてくるが、陸風は南岸の山に遮られ易い。 したがって発生した藻は南岸に吹き寄せられる。 また、北東岸から流れ出る湖山川には潮止めがあっても多少潮が上がってくるので その方面には藻が発生しにくく、1枚目の写真のように西岸や北西岸に藻が集まる。



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