第6回 東書フォトコンテスト 選外

選外

  • 過去10年でもっとも黄砂のひどかった日
  • 鳥取市立中ノ郷小学校 奥村一成
  • 撮影年月日 2006年4月24日
  • 撮影場所 鳥取県 鳥取市福部町


東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

鳥取県消防防災航空隊ヘリコプター「とっとり」に搭乗して撮影。 搭乗前、南風が吹けば一気に黄砂は日本海へ吹き戻されるとのことであったが、 風は吹かず視界はひどく遮られるものとなった。 翌日の新聞報道で「過去10年間の中で最もひどい黄砂」と知った。 中国大陸ゴビ砂漠よりの使者によって、鳥取市と岩美町を結ぶ国道9号が通る 駟馳山峠が全く見えないほどの視界のなさであった。



東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

半年後、秋晴れの中で同じく 鳥取県消防防災航空隊ヘリコプター「とっとり」に再び搭乗して撮影。 駟馳山峠を抜ける国道9号がはっきりと見える。 手前の畑にはらっきょうが植え付けてあるが、まだ碧の葉が十分には茂っていないので、上空からは砂そのものに見える。



東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

遠くは霞んで全く見えないほどであるが、視線をしたに向けると、 収穫1ヶ月前となった碧のらっきょう畑が整然と並んでいるのが分かる。



東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

手前の黒いものはヘリコプター「とっとり」の機体の一部。 そのしたに見える黄色い部分は、収穫時期を迎えた水田、稲穂である。 福部砂丘のらっきょう畑は、植え付けを終えてているが、上空からは全く分からない砂色である。 そしてその向こうは青い日本海、さらに水平線に浮かぶ白い雲である。 黄砂がなければこのように各色がきれいに見える。



東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

黄砂がかかると飛行高度を下げても、地上の建物や学校、さらには水田や鳥取特産の梨畑も判然としない。



東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

春とほぼ同じ高度でホバリングして撮影。 黄砂がなければ、水田の刈り跡、小学校の中庭のひまわり模様、中学校プールの白線までくっきりと見える。



前のページに戻る