第6回 東書フォトコンテスト 選外

選外

  • 海岸地での風力発電
  • 鳥取市立中ノ郷小学校 奥村一成
  • 撮影年月日 2006年9月25日
  • 撮影場所 鳥取県 湯梨浜町泊 潮風の丘


東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

鳥取県消防防災航空隊ヘリコプター「とっとり」に搭乗して撮影。 日本海に面した海岸線の長い鳥取県沿岸は、風力発電には格好の条件を備えている。  2002年11月、鳥取県では第1号にあたる本格的な風力発電機(出力600kw)が、 グラウンドゴルフ(泊が発祥の地)のふる里公園「潮風の丘とまり」で稼働を始めた。 以後、県内では各地に大型風力発電施設が建設され2007年には40基を数えた。 写真を撮ったこの年(2006年)の1月、風力発電の地図記号が追加された。 海岸丘陵地に建設されたことが分かる。



東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

北栄町の風車の、1基あたりの定格出力は1,500kWで、9基合計で13,500kWを発電。 これは、自治体直営では全国最大規模の大型風力発電施設。 ブレード(羽根)を入れた最高地点は、103mでブレードの直径は77mです。 高さは大阪の通天閣とほぼ同じ、羽根の直径はジャンボジェット機(全長約70m)がすっぽり入る大きさ。

▼9基が年間に発電(売電)する電力は、23,900MWで一般家庭の約6,600戸分 (北栄町の世帯数が5,072戸)の年間消費電力(全世帯以上)に相当。

▼建設費用は約28億円。借入金21億円は、15年間の売電収入で返還する計画。

▼(以上北栄町ホームページより引用)

▼平成17年の買取価格11円/kw。平成25年23.1円kw。

▼なだらかな砂丘海岸に建設。



東書フォトコンテスト:選外

応募者解説

民間事業者である大山ウィンドファームの大山風力発電所。 6基で9000kwの設備を持ち2005年11月に稼働を開始した。 海岸部に建設されてはいるが、付近を国道9号が通ることもあり、 人家を対象にした騒音等の苦情率は27%と、県内の他の地区より高い結果が出ている。 (2012年 鳥取環境大学 鳥取県における発電用風車の騒音に係る調査報告 より)



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