第5回 東書フォトコンテスト 地学部門賞

地学部門賞

東書フォトコンテスト地学部門賞写真
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東書フォトコンテスト地学部門賞写真
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  • ブロッケン現象
  • 札幌東商業高等学校 奥谷忠浩
  • 撮影年月日 2011年7月26日
  • 撮影場所 北海道 手取町

応募者解説

背後の太陽光が観察者の前方の雲や霧に散乱され,影の周りに虹色の光輪となって現れるブロッケン現象は,主に朝夕の山岳地帯で観察されやすいです。見る人と霧との距離,霧粒の大きさなどの条件により,影や輪の大きさに違いが生じ,また光輪が二重・三重になることもあります。科学的現象とはいえ,その神々しさを体験できるのは感動的であり,古来,阿弥陀如来の空中往立の姿として崇められてきたことも頷けます。

講評

自分で見て感動したものを写真にしてみると,期待どおりに記録てきていないことがしばしばある。難しいのであるが,この写真には,作者も満足したに違いない。

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