第12回 経済・産業部門賞:鉄工所のラストサムライく
経済・産業部門賞

鉄工所のラストサムライく
  • 一般応募 長谷川佳江
  • 撮影年月日 2019年 8月11日
  • 撮影場所 兵庫県 神戸市

応募者解説

 兵庫県神戸市長田区の鉄工所は高齢者がその殆どを支えています。彼らは腕に誇りを持ち,好きで仕事を続けている人が多いです。私は危険な仕事を勇敢にこなしていく彼らを「ラストサムライ」と呼んでいます。でも,近い将来の鉄工所が心配です。鉄工所,本人に撮影許可を得ています。

講評

 今日の日本の繁栄を,町工場の人々が確かに支えてきた。危険を冒し,昼夜を分かたず働いてきた彼らの努力に,ただただ敬服するばかりである。作業の汚れ具合,飛び散る火花,そして,工場の様子など,写真に収められたさまざまな要素が絶妙に交じり合って,その仕事ぶりが表現されている。
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