応募者解説

　平成28年8月22日朝8時頃，台風第9号が日本の太平洋側を通過している際に，静岡県浜松市から東の方向をパノラマ撮影した写真です。余りにも大きな渦に大変驚きました。

講評

　台風の写真というとすぐにイメージするのは気象衛星写真で，地上36000キロからの眺めです。この写真は地上から台風を捉えています。評者はこのような写真を見たことはほとんどありません。ほんの少しの時間しかこのような光景は見られなかったと思います。また，その光景をパノラマ写真に収めたことで，迫力が感じられます。東の方向を捉えたということですので，南寄りの空は青空で台風の雲との対比が面白いと思いました。