- 撮影年月日 2018年1月3日
- 撮影場所 神奈川県 横浜市 金沢区
応募者解説
太陽が水平線から出入りする際に見られる蜃気楼現象である「だるま太陽」。それを月の出で観測した珍しいシーンである。レイリー散乱の影響で,月が顔を出した瞬間は月食かと思うほどの赤っぽい色をしているが,高度が上がるにつれてだんだん黄色っぽく,そして見慣れた白っぽい色へと変化していく。
しかもこの1枚は東京湾内で撮影したものである。小さな東京湾でも,角度を工夫すると水平線から昇る太陽や月を観測することができる。しかし完全な水平線というのは難しく,今回は対岸の発電所の煙突が月の中に入った。
【撮影について】
NikonD7100を使用。比較明合成をして,月が昇るにしたがって色が変化する様子まで表現した。
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