第10回 社会部門 奨励賞:ツチクジラ解体
社会部門 奨励賞

ツチクジラ解体
  • ツチクジラ解体
  • 一般応募 糸賀一典
  • 撮影年月日 2017年8月20日
  • 撮影場所 千葉県 南房総市 和田浦港

応募者解説

 日本でも数少ない調査捕鯨が行われる南房総市和田。その解体作業は食育の観点から見学自由である。捕鯨が成功し,その15時間後に解体がされるため,常にHPを確認しないと,その機会を逃してしまう。捕鯨が成功し,HPで確認した後,解体が行われる場所まで行くのも大変だが,それでも50人ほどの見学者が居たことに驚いた。調査を行いながら手際よく解体が進み,2時間ほどで体長15mはあるツチクジラが解体されていったが,見学者は吸い込まれるような感じで見学していたことが印象的であった。資料によると,捕鯨技術・解体技術は古くから確立されており,まさに日本独特の素晴らしい食育文化だと思う。

【撮影について】

 ソニーα200 解体が半ばまですすみ,調査員が調査をしながら解体が同時に進む。その姿を食い入るように見る見学者を撮りました。
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