- 撮影年月日 2015年8月15日
- 撮影場所 静岡県 南伊豆 黄金崎
応募者解説
アオリイカの産卵の時期になるとダイビングスポットでは
産卵床を作り海中へと置く。
人がいると絶対によってこないアオリイカだが,
その時ばかりは子孫を残すため一心不乱に卵を産みつける。
オスは他のオスにメスを取られないようにリードしながら産卵床へ。
アオリイカの寿命は一年と言われる。短いこの生涯を
未来につなぐ命の為に精一杯生きている事がよくわかる姿だ。
【撮影について】
フィッシュアイで撮影。
産卵に近づいてくるタイミングを邪魔しないように
アオリイカの動きに合わせて写真を撮った。
講評
生物現象としてのアオリイカの産卵を的確に写すと同時に,
映像としての美しさ,母性としてのやさしさが表現されていると感じる。
撮影者の感性が込められた作品である。
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