- 崖の上のチベット仏教寺院 ダンカル・ゴンパ
- 埼玉県立日高特別支援学校 富沢宏
- 撮影年月日 2011年 8月12日
- 撮影場所 インドヒマラヤ
応募者解説
インドと言えば,民族はアーリア系の人々,宗教は,ヒンドゥー教というイメージがあるが,ヒマラヤ周辺部には,チベット系の人々が多く暮らしている。宗教は,チベット仏教である。寺院は荒涼とした山や崖の上に建てられていることが多い。寺院の周りの崖には,僧房や民家が点在している。必死で生きている人々がいることを実感することができると思う。
【撮影について】
カメラは一眼レフを使用した。厳しい自然の中で,人々が生活をしている視点を大切にするため,背後の山並みを入れて撮影した。
講評
ヒマラヤ周辺部にはチベット系の人々が多く住んでいる。
歴史的には周囲の国から様々な干渉を受け,山岳地帯に身を寄せるように生きている。
この作品はチベット系の人々の生活の実態をリアルに撮影したものである。
写真としても美しく歴史・民俗部門賞にふさわしい作品である。
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