第9回 生物・生態部門賞:Jump!:有明海:ムツゴロウ:小城市:海遊ふれあいパーク
生物・生態部門賞

Jump!:有明海:ムツゴロウ:小城市:海遊ふれあいパーク
  • Jump!
  • 一般応募 藤松政晴
  • 撮影年月日 2016年 4月30日
  • 撮影場所 佐賀県 小城市 六角川流域

応募者解説

 近年,有明海のムツゴロウは,一時絶滅の恐れがあるとされていました。 そこで,保護区を設け,個体数の増加に取り組んだところ,15年間で約8倍に増えたそうです。
 さて,このムツゴロウは,初夏の繁殖期になると近くのメスの気を引こうと,オス達は, 高くジャンプしてアピールする事で知られています。
 ここ小城市の「海遊ふれあいパーク」内の干潟体験場では,間近で,このジャンプ姿を あちこちで見る事ができます。

【撮影について】

 連写性能のいいカメラと,400ミリの眺望装置を使い,ぶれないよう,ISO感度とシャッター速度を上げつつ,ピントがよく合う様,かなり絞りました。

講評

 見ていること,見せたいことを表す最高の瞬間と思われる。 カメラが進歩したとはいえ,十分に計算された撮影技術がうかがえる。 カニや泥までもが自然の営みを語っているようである。
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