第8回 観察・実験部門賞:ライターの火花
観察・実験部門賞

ライターの火花
  • ライターの火花
  • 一般応募 上杉裕昭
  • 撮影年月日 2015年 9月13日
  • 撮影場所 三重県 名張市

応募者解説

手元にガスの抜けたライターがあったので,どのように火花が飛ぶのか実験しました。 暗闇の中で,シャッターを切った直後にライターのヤスリローラを回転させます。 ローラを強く(速く)回すと火花は意外な方向に飛んでいきます。 ひとつの火花が途中で枝分かれして,四方八方に飛んでいくのは,想像を絶するものでした。 また途中でカーブするというのは,物理の法則に反しているような気もします。 理由が分からない現象です。

NIKON D5300 40mmマクロレンズ ライターを万力で固定。カメラは三脚にセット,シャッタースピードは1秒。

講評

ライターの火花をよく工夫してとらえています。 ライターの着火の火花は一瞬で見えなくなってしまいます。 が,カメラの目がとらえると,こんなにも不思議な軌跡を描いているのです。 なぜ,このような動きをするのか,ぜひ研究していただければと思います。
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