- 後退する氷河
- 明大附属中野中学校・高等学校 飯塚 和幸
- 撮影年月日 2014年8月18日
- 撮影場所 オーストリア グロスグロックナー
応募者解説
ヨーロッパアルプスでは,現在でも山岳氷河が発達している。
オーストリア・ザルツブルグから車で2時間ほどのところにある
グロスグロックナーは,オーストリア最大級の氷河である。
しかし,温暖化の影響で年々,後退気味である。通常の氷河であれば,
氷河の消失を確認することが難しいが,ここでは5年毎の氷河の位置が
示されている。特にここ20年の後退速度が速いようである。
あいにくの曇り空の中で氷河をはっきり写すのに苦労しました。
講評
日本で生活していると地球温暖化を実感することは,あまり多くはないと思います。写真右下の看板から1995年時の氷河舌端の位置がわかります。それから20年経った今,氷河がこれだけ後退してしまったことがよくわかる1枚です。
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